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学 校 通 信 | 平成30年1月26日 東京都立葛飾盲学校長 山岸 直人 (第12号) |
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主幹教諭 前田 映子 心なしか日も長くなり、春はもうすぐそこまできているように思います。しかし、まだまだ寒い日は続き、気温はこれからが冬本番と言わんばかりです。この冬は、全国的にインフルエンザが猛威を振るい、東京都においてもインフルエンザ警報が出されています。手洗い・うがい、マスクの着用、十分な休養など、日常生活でできることを家族で行い、残り2か月をきった平成29年度を元気に過ごしていきたいですね。 みなさんは、ブラインドサッカーを御存知ですか? 本校でもすでに体験しているお子さんもいらっしゃるのではないかと思われますが、ここでもう一度ブラインドサッカーについて御紹介します。 ブラインドサッカーとは、フットサル(5人制サッカー)を基にルールが考案されており、障害の程度によって2つのカテゴリーに分かれています。 @ブラインドサッカー ⇒ ゴールキーパー以外は全盲の選手がプレーします。視覚障害者スポーツのクラス分けの用語を用いて、B1クラスと呼ばれることもあります。 Aロービジョンフットサル ⇒ 弱視の選手が主にプレーします。視覚障害者スポーツのクラス分けの用語から、B2/B3クラスと呼ばれることもあります。 ブラインドサッカーは、通常、情報の8割を得ているという視覚を閉じた状態でプレーします。技術だけではなく、視覚障害者と健常者が力を合わせてプレーするため、「音」と「声」のコミュニケーション」が重要なスポーツです。 みなさんは、ブラインドサッカーに2つのカテゴリーがあることを御存知だったでしょうか。弱視の方でもアイマスクをしたらブラインドサッカーができるとお考えになっていた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 2つのカテゴリーの内の一つである、ロービジョンフットサルの日本代表選手を東京都オリンピック・パラリンピック教育の一環として、お招きすることが決定しました。2月2日の授業参観時(2・3校時)に来校され、お話していただいたり、デモンストレーションしていただいたりします。本校の子供たちや保護者の皆様へお伝えしたいことがたくさんあるそうです。ぜひ多くの保護者の皆様に御参加いただければと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 |